寒い冬をディープで凌いだバスは、春、水温が10℃を越えるころになると産卵のために徐々に産卵に適したシャローへと移動し始める。
■スポーニングに適したエリアの条件
1.水温が上がり易いか安定しているエリア
・北側にに林や山などがあり北風が防げるエリア
・南側が開けていて太陽が当たりやすく水温が上昇しやすいエリア
・湧き水のあるエリア
2.ブレイクが隣接するシャロー
・岸からしばらくシャローがあり、ある場所から、突然深くなっている場所
3.ハードボトムであること
・卵が泥などを被ってしまうと、酸素不足のため、死んでしまう。このため、ボトムが少しでも硬いエリアに産卵する傾向がある。
・泥底の池などでは、そこに沈んでいる岩などを選びやすい。
■釣り方
・低い水温では活発に餌を追うことが出来ない。また、冷たい水は温かい水に比べて重いので、バスは冷たい水の集まるボトムからちょっと浮いてサスペンドしている。
・この時期のバスを狙うにはゆっくり中層でアピールできるサスペンドミノーがお勧め。
・ステイアンドゴーでバスに食べる時間を与えてあげよう。