徐々に水温の下がり始めるこの時期になると、冬に備えてフィールド中に散らばってベイトを追い始める。
■ベイトが集まりやすいエリア
1.水の流れのあるエリア
・川などが流れ込む場所、涌き水のある場所、また岬の先端、ブレイクライン沿いなど
○湧き水ポイントについて
・湧き水は左右が岬状になっているワンドや流れ込みのあるポイントから扇状に出ることが多い。湧き水のあるポイントはきれいなウィードがあるのでチェックの参考に。
■釣り方
・この時期は活性の高いバスをハードルアーで手返しよく広範囲に探っていくことがポイント。
・スピナーベイト:シャローからディープまで広範囲に攻められる。この時期にお勧めのルアー
・クランクベイト:リップの形状でレンジを選ぶため、先ずはシャロークランクあたりがお勧め。
・ウィードを攻める
・ウィードエリアを見つけたら、スピナーベイトなどでウィードの上、中、切れ目などを探ってみよう。
・岬をX状に攻める
・岬の先端をXの中心と見立てて、先端のちょっと先から攻めてみよう。ブレイクラインと平行になるようにリトリーブするとよりgood!
■ターンオーバーについて
晩秋に近づき、気温(水温)が下がってくると”フォールターンオーバー”という現象が起こることがある。これは、表層にある水が急激に冷やされることで湖底の水と混ざり合ってしまう現象。ボトムに沈んでいたヘドロなどが、水中に舞い上がったり、水中の酸素量が減ってしまうので、水の状態が悪くなりバスの活性も鈍る
ターンオーバーの見分け方は、ロッドで水をかき回して、アワが消えにくい場合はターンオーバーの可能性が高い。
対処法はターンオーバーが起きていない場所を探す。湧き水のあるポイントなどが良い。